業界レポート詳細

マレーシアの有名日系企業トップ10

今回はリスクモンスターが実施した第5回「世界に誇れる日本企業」を参考に、日本企業のマレーシア進出について調査してみたいと思います。


リスクモンスターは20歳から59歳の男女1000人を対象に調査した。対象期間は2017年4月25日から27日。
「世界に誇れる日本企業」として、重視するイメージを聞いたところ、「技術力」を挙げる回答が 54.6%と最も多かった。次いで「製品・商品の品質」(回答率44.3%)、「世界シェア」(同30.9%)、「安定性」(同29.1%)と上位4項目については、前回の結果と同順位となっており、人々が企業を世界に誇れると感じる主な要因となっているようだ。

「世界に誇れる日本企業」のうちどの企業がマレーシアに進出し、 マレーシアでどんな事業を行っているのかまとめました。 今回は上位10位にランクインした企業の中から、マレーシアの日系進出企業としてどんな事業やプロジェクトを行っているのかを中心に紹介していきたいと思います。
 

第10位 日清食品

【企業情報】

食品メーカー。1948年に中交総社として設立。1958年日清食品に商号変更。
同 1958年に袋麺「チキンラーメン」,1971年にはカップ麺「カップヌードル」を発売し,
即席麺業界の先導役を果たした。アメリカ合衆国,東南アジアなど海外への進出も早く,
バイオテクノロジーにも力を注ぐ。2008年持株会社制に移行し,
日清食品ホールディングスに商号変更。即席麺などの製造,
販売を行なう事業会社として日清食品を新設分割した。

日本HP:https://www.nissin.com/jp/


【マレーシアでの取り組み】

日清オイリオの海外子会社であるIntercontinental Specialty Fats Sdn Bhd(ISF)は、
チョコレート&チョコレート菓子セグメントに重点を置いて、
世界の食品産業に対応するプレミアムグレードの特殊油脂を生産することを専門としています。
その製造施設は、この産業分野で80年代にマレーシアで初めて設立された会社であり、
世界でも数少ない施設です。 マレーシアの原材料供給に近いという優位性に加えて、
私たちは100年以上の専門知識を持つ親会社である日清オイリオグループリミテッドに支えられています。
日清オイリオグループリミテッドおよび日清グローバルリサーチセンター(NGRC)の
油脂ニーズに答えています。

マレーシアHP:http://isfsb.com/



 

第9位 ブリジストン

【企業情報】

世界最大のタイヤ―メーカーとして知られるブリジストン。タイヤ部門では乗用車やトラック・バスなどのタイヤ製品の他、建設・産業・農業車両用・航空機用・地下鉄・二輪自動車用のタイヤ・チューブなどの製造も行っています。加工品部門では、自動車関連用品や事務機器用精密機器、工業用資材関連用品なども製造しています。

日本HP:https://www.bridgestone.co.jp/

【マレーシアでの取り組み】

ブリジストン社の完全子会社としてマレーシアに設立し、東南アジア、オセアニア、中東でインフラ整備や工業製品にいたるまで幅広く取り扱っています。また、インドネシア、オーストラリア、インドでも技術的、商業的支援を提供しています。日本のR&Dチームとマレーシアのエンジニアリング部門が連携し技術的意見交換やフィールドエンジニアリング支援を行っています。

マレーシアHP:https://www.bridgestoneengineered.com/
参考サイト:https://www.bridgestonetyre.com.my/en/about/news/news-release-2019

第8位 日立製作所

【企業情報】

日立製作所は、日本の電機メーカーであり、日立グループの中核企業。世界有数の総合電機メーカー前身は、現在の茨城県日立市にあった銅と硫化鉄鉱を産出する久原鉱業所日立鉱山である。日立鉱山を母体として久原財閥が誕生し、久原財閥の流れを受けて日産コンツェルンが形成された。また、日立鉱山で使用する機械の修理製造部門が、1910年に国産初の5馬力誘導電動機(モーター)を完成させて、日立製作所が設立された。やがて日本最大規模の総合電機メーカー、そして世界有数の大手電機メーカーとして発展することとなる。

日本HP:http://www.hitachi.co.jp/

【マレーシアでの取り組み】


マレーシアの日立グループをまとめる日立アジア・マレーシアと日立グループの子会社として22社が存在しています。日立グループとして多様なビジネス製品、ソリューション、サービスを提供しています。これらには、情報技術ソリューション、電力システム、社会インフラおよび産業システム、電子システムなどが含まれます。 また、マレーシアでも有数の複合企業であるサンウェイグループと協業しており、サンウェイグループが所有・運営する不動産において、日立の省エネや制御などのエネルギーソリューションを導入するための実証試験を共同で行っています。日立の技術やノウハウを活用し、サンウェイが所有・運営する施設のエネルギー効率を上げることで、マレーシアでの低炭素社会の実現に貢献することをめざしています。

マレーシアHP:https://www.hitachi.com.my/
参考サイト:www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2015/03/0319b.html




第7位 全日本空輸(ANA)

【企業情報】

略称全日空,ANA。1952年戦争で壊滅した定期航空事業を再興するため日本ヘリコプター輸送として設立。1957年現社名となった。札幌~東京~大阪~福岡の路線,ローカル線多数を運航,国内線輸送実績は第1位で日本航空と寡占。1986年国際線にも進出。1999年世界最大級の航空連合スター・アライアンスに加盟した。大都市やリゾート地を中心にホテル事業も展開してきたが,2007年にグループ直営の13ホテルを米国モルガン・スタンレーに売却,本業への集中を進めている。

日本HP:https://www.ana.co.jp/

【マレーシアでの取り組み】

クアラルンプール支店あり。ANAは13年ぶりの2015年より成田~クアラルンプール線を開設しました。

マレーシアHP:https://www.ana.co.jp/ja/my/



 

第6位 キャノン

【企業情報】

1937年設立のOA機器の総合メーカー。主な事業内容として、オフィスビジネスユニット(オフィス向け複合機、レーザー複合機、レーザープリンターなど)、イメージングシステムビジネスユニット(レンズ交換式デジタルカメラ、コンパクトデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、交換レンズ、インクジェットプリンターなど)、産業機器その他ビジネスユニット(半導体露光装置、フラットパネルディスプレー露光装置、医療画像記録機器など)を展開している。米州、欧州など海外売上高比率が極めて高い。16年12月に医療用機器を手掛ける東芝メディカルシステムズ(TMSC)を子会社化した。 1949年の上場以来、年間での赤字は一度も無い。

日本HP:https://canon.jp/

【マレーシアでの取り組み】

キャノン・マレーシアは1987年にマレーシアで創業し、今日ではマレーシアの主要企業となりました。マレーシアの人々に高クオリティの製品とサポートを提供することに注力するため、キャノンは多くの時間と努力を費やしてきました。キャノン・マレーシアは様々な市場で1位を獲得することでブランドシンボルを確立していきました。以下がその例です。 ・マレーシア国内初の普通紙用ファックスとカラープリンターを販売 ・人気のバブルジェットプリンターを販売 ・マレーシア国内初のカラーファックス機器を販売 ・2006年に世界最小のDVDカムコーダーを発売

マレーシアHP:https://my.canon/




 

第5位 日産自動車

【企業情報】

大手自動車メーカー。1933年自動車製造として創立。1934年日産自動車に,1944年日産重工業に改称し,1949年再び現社名に復した。1966年プリンス自動車工業と合併。大衆車から高級車まで多種類の乗用車を中心に,各種トラック,バスなどを量産している。アメリカ合衆国,イギリスをはじめとする海外での現地生産を推進。1999年フランスの大手自動車メーカー,ルノーと資本提携を結び,世界第4位の自動車グループを形成。2016年三菱自動車工業と戦略的協力における提携契約を締結し,三菱自動車工業へ資本参加した。これにより,ルノー,三菱自動車工業と 3社連合(ルノー・日産・三菱アライアンス)体制へ移行した。2017年 3社連合の乗用車販売台数はフォルクスワーゲングループを抜き,世界首位となった。

日本HP:http://www.nissan.co.jp/

【マレーシアでの取り組み】

日産自動車はマレーシアでは委託製造を行っており、その委託先がタンチョン・モーター・アッセンブリーズ社 である。 その他にも一時期、マレーシアの国産車であるプロトンの株購入の話が上がっていた。日産自動車の傘下である三菱自動車が、プロトン創業当初資本/技術面で緊密に連携していたため、候補先として名前が挙がったのだ。しかしながら、最終的には中国の会社がプロトンの株を購入することになった。

マレーシアHP:https://www.nissan.com.my/




 

第4位 ホンダ

【企業情報】

正式社名「本田技研工業株式会社」。通称「ホンダ」。英文社名「HONDA MOTOR CO., LTD.」。輸送用機器製造業。昭和21年(1946)前身の「本田技術研究所」創業。同23年(1948)設立。東京都港区に本社を置く日本の輸送機器及び機械工業メーカーであり、四輪車では、2015年度販売台数世界第7位、二輪車では、販売台数、売上規模とも世界首位で、船外機は販売台数世界第4位である。

日本HP:https://www.honda.co.jp/

【マレーシアでの取り組み】

ホンダは2000年11月、マレーシアでの四輪生産、販売体制の一体化を目的に、DRB-オリエンタル-ホンダ(現 ホンダ・マレーシア)を設立。それまでの代理店であったカーモーターより販売権を引き継いで、2001年7月より販売会社としての業務を開始した。 2003年1月には、マラッカ州に新工場を設立、生産を開始。マレーシアにおける事業運営の効率化、市場密着型の事業活動、グローバルネットワークの効率的活用などを、いっそう推進してきた。 2017年には、マレーシアにおける四輪車の累計生産台数が60万台に到達。さらに、2016年度の新車販売台数も10万台の新記録と、ダブルでの記録達成となった。

マレーシアHP:https://www.honda.com.my/
参考サイトhttps://response.jp/article/2017/04/07/293250.html




 

第3位 パナソニック

【企業情報】

日本の大阪府門真市に拠点を置く、世界的な電機メーカー。白物家電などのエレクトロニクス分野をはじめ、住宅分野や車載分野などを手がける。38の事業部からなる。社内カンパニー制を採用しており、アプライアンス社・ライフソリューションズ社・コネクティッドソリューションズ社・オートモーティブ社、インダストリアルソリューションズ社、中国・北東アジア社、US社の7カンパニーで構成されている。連結対象会社数は592社。関連会社も含め、家電製品の他にも産業機器・通信機器・住宅設備・環境関連機器などの電気機器を中心に多角的な事業を展開している。
日本HP:https://panasonic.jp/


【マレーシアでの取り組み】

パナソニックの人気の背後にあるが、ブランド成功の基盤であるパナソニック・マニュファクチャリング・マレーシア(PMMA)です。マレーシアのPMMAの物語は、マレーシアに家電製品を製造する最初の工場として設立し、20年にわたって数々の成功を収めてきました。また、PMMAは乾電池の生産者としてのスタートし、マレーシアの大手電化製品メーカーへと急速な成長を成し遂げました。 今日、パナソニックのブランド名は、マレーシアの家庭で選ばれる家電製品の中で、最も信頼されるブランド名の一つとして挙げられます。パナソニックでは、新しい機能、強化された機能、品質の向上、そして同様にアフターセールスを持つ、パナソニックというブランド名の下、世界的に競争力のあるモデルを備えた一連の製品範囲を製造、運用、配信、および維持しています。

マレーシアHP:
http://pmma.panasonic.com.my/ マレーシアHP: パナソニック マニュファクチャリング マレーシア(株) https://www.panasonic.com/my/ パナソニックAPエアコン マレーシア(株) 





第2位 ソニー


【企業情報】

テレビや音響機器、パソコンなどの製造・販売を行う、世界でも最大級のAV機器メーカー。1946年設立。1979年に発売したヘッドホンステレオ「ウォークマン」が世界中で爆発的にヒット。1997年に「VAIO」シリーズを発売し、パソコン業界に参入。2005年には、薄型テレビ「BRAVIA」を発売。また、2006年には、コニカミノルタのデジタル一眼レフカメラの一部資産を引継ぎ、「α100」を発売した。特に音響・映像の分野で先進的な技術を発表している。

日本HP:https://www.sony.jp/

【マレーシアでの取り組み】

ソニーはグループ最大のテレビ生産工場をマレーシアのクアラルンプールに置き、商品企画から設計・開発、生産まで一貫して手掛ける。基幹部品の液晶パネルの調達も統合し、品質や生産効率を高めています。このことからもマレーシアの主力製品がテレビであることがうかがえます。また、SONY EMCS (Malaysia) Sdn BhdはR&D機能を有している為、日々設計者と連携しながら部品開発から量産立上後の部品調達までを担当業務として取り組んでいます。本社からの調達機能移管を受け、マレーシアのみならずメキシコ・スロバキア・中国など海外パートナーからの部品調達に関する業務も担っているのが特徴です。

マレーシアHP:https://www.sony.com.my/
参考サイト:https://www.sony.co.jp/SonyInfo/Jobs/careers/interview/global/kaneko.html  


 

第1位 トヨタ自動車

【企業情報】

日本の大手自動車メーカーである。豊田自動織機を源流とするトヨタグループの中核企業で、ダイハツ工業と日野自動車の親会社、SUBARUの筆頭株主である。トヨタグループ全体の2018年の世界販売台数は約1,059万台で3位[2]、トヨタブランド単独では約886万台で世界第1位である。

日本HP:https://toyota.jp/

【マレーシアでの取り組み】


トヨタ自動車は2016年マレーシアに乗用車専用の新工場を建設すると正式に発表した。約490億円を投じて首都クアラルンプール近郊に年間5万台の生産能力を持つ新工場を設け、2019年初めに稼働させる。最新技術を導入した新工場で生産効率を高め、マレーシアでシェア拡大をめざすことを発表した。 現地複合企業のUMWホールディングスなどと共同出資するUMWトヨタモーターが子会社を通じて建設する。新工場は小型車「ヴィオス」などの乗用車を生産し、同国内にある既存工場は商用車の生産に特化する。新工場では中国やメキシコに設ける生産施設と同様の技術を導入。車両構造やサイズに応じて製造工程や物流を効率化し、競争力を高めることを目指すと発表。 また、トヨタの完全子会社であるダイハツ工業がマレーシア資本と合併会社で第二の国産車メーカーであるプロドゥアを運営する。

マレーシアHP:https://toyota.com.my/
参考サイト:https://global.toyota/jp/detail/12155452/





 

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