マレーシア e-Invoice(電子請求書制度)最新情報
マレーシアe-Invoice(電子請求書制度)の最新情報
2024年7月時点のマレーシア e-Invoice(電子請求書制度)最新情報をお届けいたします。
いよいよ2024年8月1日から年間売上RM100百万超の企業から順次e-Invoiceが導入されることになります。残り1か月を切りました。CONNECTIONでは、7月3日にマレーシアe-Invoice(電子請求書制度)の最新情報と題するウェビナーを開催いたしました。
1.マレーシアe-Invoiceの概要
ウェビナーでは、あらためてe-Invoiceの概要、e-Invoieの導入に向けた準備、ガイドラインの最新状況、業務の流れを順を追って説明いたしました。まずは全体的な概要から説明いたしました。
2. e-Invoiceに向けた準備
e-Invoiceの概要をガイドラインやSDKを通して理解したうえで、システムの改変や新規導入、社内で業務プロセスとして運用できるまでには4か月から6か月ほどかかることが一般的ですので、早めに早めに着手することが重要ですが、マレーシアの関係当局から公開される情報が断片的であったり、一度公開されたドキュメントが変更になったりしていますので、随時確認しておくことが必要となっています。3. e-Invoiceに関する各ガイドラインの状況 ~ 最近更新された事項 ~
最近更新されたガイドラインの状況について説明いたします。・発行者の電子署名項目:納税者がサービス提供者のサービスを利用する場合、e-Invoiceの項目23はサービス提供者の電子証明書が署名されるべきとされた。
・Supplierは、以下のファイルサイズ提出要件を満たすようにe-Invoiceを分割する必要があるとされた。なお、e-Invoiceの行数に制限はないとされている。
- 1回の提出につき最大5MB
- 1回の提出につき最大100件
- 1件あたりの最大サイズは300KBなど
4. e-Invoiceの業務の流れ
e-Invoice制度の導入により、マレーシアのほとんどすべての会社で業務の変更が必要となります。ウェビナーでは、どのように業務の流れを変更することになるのかを説明いたしました。
ウェビナー録画: マレーシア e-Invoice(電子請求書制度)最新情報
2024年7月3日開催に開催したウェビナーの録画はこちらからご覧いただけます。録画の視聴にはログインが必要となります。
・e-Invoice制度の最新アップデート
・業務プロセスの見直しについて
・e-Invoiceシステムの導入
・e-Invoiceワーキンググループのご紹介
本記事はBridge International Asia Sdn Bhdがマレーシア現地の取材で得た情報をもとに作成しています。
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