マレーシア市場調査レポート:マレーシアへの使用済自動車リサイクルインフラ及び 使用済自動車管理システムの展開可能性調査事業
質の高いインフラの海外展開に向けた 事業実施可能性調査事業委託費 (マレーシアへの使用済自動車リサイクルインフラ及び使用済自動車管理システムの展開可能性調査事業) 調査報告書
発行元:経済産業省発行日:2020年2月11日
概要
マレーシア国内で使用されている自動車の多くは中古車であり、自家用車の 50% 以上が 10 年以上、30%が 15 年以上使用された古い車両である。
そのため、中古車として売却できなくなった ELV(End-of-Life Vehicle:使用済自動車)の路上放置が社会問題化してきており、自治体においても年々増加する ELV の対応に苦慮している状況にある。
一方、日本では、2005 年に施行された自動車リサイクル法に基づきELV の適正処理が行われており、自動車リサイクル関連機器、技術、ノウハウも蓄積していることか ら、マレーシアの ELV を取り巻く課題の解決のために貢献できる要素を多分に有している。
調査資料では、マレーシアにおいて現地政府や現地企業と日本の自動車リサイクル関連企業との連携を図り、日本の自動車リサイクルインフラ、具体的には、リサイクル 関連機器・設備、技術及びノウハウの輸出を通じてマレーシアの現地事情に即した自動車リサイクルの高度化を目指すとともに、先進的使用済自動車管理システムの展開を通じて 同国の社会課題の解決ならびに自動車リサイクル産業の育成を目指す事業の実現可能性調査を実施した。
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