マレーシア移住先ガイド
マレーシアにおける移住先ガイド
マレーシアの概要:基本情報と魅力
マレーシアは、マレー半島とボルネオ島北西部に位置し、タイ、シンガポール、インドネシア、ブルネイ・ダルサラームの4カ国と国境を接しています。その地理的・歴史的背景から、多様な文化が融合したユニークな国として知られています。
基本データ
| 項目 | 詳細 |
| 人口 | 約3,400万人 |
| 面積 | 約330,338平方キロメートル(日本の約90%) |
| 首都 | クアラルンプール(通称:KL) |
| 国語 | マレーシア語(英語、中国語、タミル語も広く使用) |
| 国教 | イスラム教 |
| 国王 | 輪番制(9人のスルタンから5年ごとに選出) |
| 通貨 | マレーシアリンギット(通称:リンギ、RM)。RM1 = 約38円(2026年1月時点) |
地理と気候
一年中、夏
マレーシアは赤道に近く、熱帯雨林気候に属しています。年間の日中平均気温は27℃から33℃で、季節は雨季と乾季に分かれます。しかし、雨季であっても一日中雨が降り続くことは稀です。一方で、キャメロンハイランドのような高原地帯は、年間を通じて常春のような過ごしやすい気候が特徴です。 注意点として、11月から3月のモンスーンシーズンには、レダン島やティオマン島などの東海岸のビーチリゾートでは、ホテルがクローズしている場合があります。
豊かな自然
国土の約60%が熱帯雨林に覆われており、神秘的な山々や真っ白な砂浜を持つ島々など、壮大な自然に恵まれています。これにより、ハイキングやダイビングといったアウトドアアクティビティを一年中楽しむことができます。
多様な文化と歴史的背景
マレーシアは、マレー系、中国系、インド系、そして多数の部族に分けられる先住民族から構成される多民族国家です。それぞれの民族が持つ宗教、言語、食文化、ライフスタイルが共存し、融合することで、マレーシア独自のカラフルな文化が形成されています。
歴史的に見ると、世界遺産に登録されているマラッカは、インドと中国を結ぶ「海のシルクロード」の要所として栄えました。スズや香辛料の交易を通じて、ヨーロッパ、インド、中国、アラブなどから訪れた商人たちが多様な文化をもたらし、その影響は現代にも色濃く残っています。この多文化性がマレーシアの最大の魅力の一つと言えるでしょう。
ロングステイ先としてマレーシアが選ばれる理由
ロングステイ財団の調査によると、マレーシアは2023年に15年連続で「ロングステイしたい国」の第1位に選ばれており、根強い人気を誇ります。短期観光だけでなく、少し長めの移住暮らし適した魅力が数多く存在します。
8つの主要な魅力
- 生活コストが安い ローカルフードや地場産の食材を利用すれば食費を安く抑えられます。プール付きのコンドミニアムも日本より安価な場合が多く、衣類は夏服だけで十分です。ガソリン価格は日本の約半額であり、全体的に日本よりも少ない費用で豊かな生活が期待できます。
- 発展していて治安も良い 東南アジアで著しい経済発展を遂げており、地方都市でも道路、インターネット、医療設備といった生活インフラが整備されています。都市部でも人々は素朴で親切であり、人気のない場所を避けるなど基本的な注意を守れば、トラブルに巻き込まれるリスクは低いとされています。
- 気候が温暖 年間を通じて気温がほぼ一定で、日中の平均気温は27~33℃、夜間は25℃程度と、日本の夏よりも過ごしやすい気候です。雨季でも長雨は少なく、年間を通して様々なアクティビティが楽しめます。
- 英語が通じる 都市部ではほぼどこでも英語が通じます。多言語環境であるため、人々は簡単な単語を使った分かりやすい英語を話し、外国人の英語にも理解を示そうと努めてくれます。
- 長期滞在が可能 日本国籍者はパスポートのみで90日以内の滞在が可能です。さらに、資産証明などの審査を経て「マレーシア・マイセカンドホーム(MM2H)ビザ」を取得すれば、最長10年間の滞在が許可されます。2017年時点で、日本人のMM2H取得者数は6,000人を超えました。ただし、これは永住権や就労可能なビザではありません。
- 日本から近い 日本から飛行機で約7時間とアクセスが良好です。大手航空会社に加え、エアアジアなどの格安航空会社(LCC)も東京、大阪、北海道などへ就航しており、往来が容易です。また、マレーシアを拠点にタイやベトナムなど近隣諸国へ安価に旅行できるのも魅力です。
- 多文化な環境 マレー系、中国系、インド系、少数民族が互いを尊重しながら共存しており、食文化、民族衣装、言語など多様な文化に触れる機会が豊富です。中東や東南アジア各国からの観光客や労働者も多く、異文化を受け入れる懐の深さがあります。
- インターナショナル校が多い 親子留学先としても人気が高まっています。英国系、アメリカ系、オーストラリア系など、様々なカリキュラムを持つインターナショナル校が新旧問わず多数存在します。子どもが学生ビザを取得すると、保護者1名分のビザが発給される制度もあります。
イスラム教文化への理解
マレーシアの国教はイスラム教であり、マレー系の人々は全員がイスラム教徒です。異文化を尊重する姿勢が重要です。
- 服装: イスラム教徒の女性は髪を隠す「トゥドン」を被り、手首や足首まで覆う服装をします。ただし、ジーンズを着用する女性も見られ、スタイルは多様です。
- 食事: イスラム法で合法とされるものを「ハラル」、非合法なものを「ハラム(ノンハラル)」と呼びます。豚肉とアルコールが代表的なノンハラル食品で、スーパーでは専用の売り場で販売・会計が行われます。政府が認定したハラル食品やレストランには「ハラルマーク」が付与されています。
- 礼拝: イスラム教徒には1日5回の礼拝が義務付けられており、仕事中であっても礼拝が許されます。特に金曜午後の合同礼拝には多くの信者がモスクに集まり、周辺では交通渋滞が発生することがあります。
マレーシア移住の実践:スタイルと目的
マレーシア移住とは?:短期移住からのステップアップ
海外での生活を夢見る人にとって、マレーシアは理想的な国です。まずは査証なしで滞在できる90日間を活かし、1ヶ月程度の短期移住から始めることが推奨されます。この期間に、ホテルやサービスアパートメントを拠点に、スーパーでの買い物や庶民的な食堂での食事など、現地の「生活」を体験することで、新しい発見が得られます。プールサイドでの読書や昼寝といった、観光旅行ではできない贅沢な時間の使い方も魅力です。
ロングステイの定義とメリット
日本では、ロングステイ財団によって「ロングステイ」は商標登録されており、以下の5つを基本として定義されています。
- 2週間以上の長期滞在
- 現地に住まいを保有または賃貸
- 自由時間を活用した現地の人々との交流活動などの余暇目的
- 「旅」ではなく「生活」を目指す
- 生活資金の源泉が日本にあること
かつてはシニア向けという印象でしたが、近年では親子留学や、日本に収入源を持つ30~40代の家族によるロングステイも増えています。
ロングステイの多様な目的
ロングステイに求めるものは人それぞれです。
- 「子どもをインターナショナルスクールに通わせ、国際人に育てたい」
- 「英語や中国語などの語学を習得したい」
- 「しがらみから解放され、心身ともにリフレッシュしたい」
- 「退職後の第二の人生を海外で始めたい」
- 「温暖な気候で腰痛が和らいだ」「花粉症知らずになった」
目的は様々ですが、海外生活を通じて情報収集力、異文化順応力、危機管理能力などが養われ、人間的に成長できるというメリットがあります。
主要エリアガイド:どこで暮らすか?
マレーシアには多様な魅力を持つ都市が存在します。都会的な生活、文化的な刺激、豊かな自然など、自身の好みに合わせて滞在先を選ぶことができます。
クアラルンプール(KL):便利で緑豊かな大都市
- 都市の特徴: 人口約200万人(2025年統計)を抱えるマレーシアの首都。ペトロナス・ツインタワーをはじめとする高層ビルが立ち並ぶ一方、少し車を走らせれば緑豊かな公園が広がり、野生の猿やリスに出会うこともあります。KLセントラル駅から空港までは特急電車で約30分とアクセスも良好です。
- 日本人コミュニティ: 1964年設立の歴史あるKL日本人会があり、2025年11月末現在の会員数は、法人会員256社、個人会員1,319名(*3,222名)、賛助会員281名(*520名)、学生会員17名、うちMM2H会員は343世帯(651人)。70を超える部・同好会が活動しており、図書館やレストランなどの施設も充実しています。(注1:* は家族を含めた人数)
- 生活事情: 住まい、食事、買い物、医療、教育など、予算や目的に応じた選択肢が非常に豊富です。物価上昇や軽犯罪の増加といった大都市ならではの課題もありますが、基本的な注意を払えば快適な生活が送れます。
ペナン:ミックスカルチャーとビーチリゾート
- 都市の特徴: 「東洋の真珠」と称されるペナン島が生活の中心。中心地区のジョージタウンはユネスコ世界遺産に登録されており、コロニアル調の建築物や多様な宗教施設が混在する街並みが魅力です。北部にはバトゥ・フェリンギのビーチリゾートが広がります。
- 日本人コミュニティ: ペナン日本人会の会員数は約528人。テニスやゴルフ大会、チャリティバザーなどの年間行事のほか、語学教室や文化サークルも活発です。また、日本人ロングステイヤー向けの会員制クラブ「ココナッツクラブ」も存在します。
- 生活事情: 「コンパクトで便利」と評され、どこに住んでも買い物や食事が手軽にできます。特に屋台料理は安くて種類が豊富で有名です。日本人が多く住むのはガーニー地区やタンジュン・トコン地区で、日系デパートや日本食材店へのアクセスも良好です。
イポー:ほどよい田舎街
- 都市の特徴: KLとペナンのほぼ中間に位置するペラ州の州都。自然豊かで鍾乳洞や温泉もあり、「ほどよい田舎」「60年代の日本」と評されています。
- 日本人コミュニティ: イポー日本人会の会員は約200名。ゴルフコンペや婦人部の活動が中心で、親子留学中の家族も増えています。
- 生活事情: ゴルフ場に隣接するメルバレーリゾートが日本人居住者に人気。地元スーパーやイオン、日本食材店もあり、生活必需品の調達に不便はありません。
キャメロンハイランド:高原リゾート
- 都市の特徴: 標高1,500mに位置し、年間を通じて気温が20℃前後と過ごしやすい高原リゾート。紅茶や高原野菜、花の産地として知られています。
- 日本人コミュニティ: 2000年発足の「キャメロン会」には約170世帯、300名が会員として在籍。ゴルフやトレッキングなど多彩なアクティビティを楽しんでいます。
- 生活事情: ヘリテージホテル周辺にレストランやミニスーパーが集まっています。調理設備のあるアパートメントもあり、長期滞在に適しています。
ジョホールバル(JB):発展著しい国境の街
- 都市の特徴: マレー半島南端に位置し、橋でシンガポールと結ばれています。物価が安く住みやすい一方で、気軽にシンガポールへ渡り、日本人専門医の診察や買い物を楽しめるという二重のメリットがあります。
- 日本人コミュニティ: ジョホール日本人会の会員は655名。和太鼓部やスポーツチームが活発に活動しています。起業家や親子留学目的の30~40代が増加傾向にあります。
- 生活事情: イオンが5店舗あるほか、日本食材店やレストランも充実。日本人学校に近いPermas Jaya地区や、新しいコンドミニアムがあるTaman Molek地区が人気です。
コタキナバル(KK):自然豊かなサバ州の玄関口
- 都市の特徴: ボルネオ島サバ州の州都。世界遺産のキナバル山をはじめとする豊かな自然に恵まれ、世界中から観光客が訪れます。
- 日本人コミュニティ: コタキナバル日本人会は主に駐在員家族で構成されています。長期滞在者は趣味を通じて個々に交流を深める傾向があります。
- 生活事情: 日本人が多く住むのはリカス地区。移動は車が基本ですが、配車アプリも利用可能です。青空市場や魚市場で新鮮な食材が手に入ります。
ケーススタディ:マレーシア生活のリアル
※生活費は当時の相場です。事例1:畠山さんご夫妻(クアラルンプールで中期滞在)
- プロフィール: 畠山さんご夫婦(60歳台)。2013年より、冬の避寒のため日本とKLで半年ずつの生活を開始。
- 生活スタイル: 短期で借りられる物件を転々とする「ヤドカリ」スタイル。友人宅やゲストハウスを利用し家賃を抑制。社交的な泰子さんはKL日本人会に週5日通い、ダンスや小旅行を楽しんでいます。移動は友人の車やタクシー、配車アプリ「Grab」を多用。
- 家計簿(1ヶ月): 合計 RM7,100 ~ 7,700
- 家賃: RM2,900
- 水道光熱費: RM140
- 食費: RM2,000
- 余暇: RM500
- インターネット: RM160
- 雑費(電話、ガソリン等): RM1,000
- ペット関連: RM800
事例2:山田さんご夫妻(クアラルンプールでMM2Hとペットとの生活)
- プロフィール: 山田ご夫婦(60歳台)、愛犬。2010年にMM2Hビザを取得し、2013年からKL暮らしを開始。
- 生活スタイル: 「3C(Car, Computer, Communication)があれば憂いなし」がモットー。ペット可のコンドミニアム「サウジャナビラ」に居住。高性能な浄水器や調理家電への初期投資で月々の生活費を抑制。趣味はゴルフ、ウクレレ、フラダンス、麻雀など多岐にわたり、SNSを運営して情報交換も行っています。
- 家計簿(1ヶ月): 合計 RM7,500
- 家賃: RM2,900(メンテナンス費込)
- 水道光熱費: RM140
- 食費: RM2,000(ほぼ自炊)
- 余暇: RM500(主にボランティア活動費)
- インターネット: RM160
- 雑費: RM1,000
- ペット関連: RM800
事例3:飯島さんご夫妻(イポー・KLでのMM2Hと「渡り鳥生活」)
- プロフィール: 飯島さんご夫婦(70歳台、60歳台)。2007年にMM2Hビザを取得。
- 生活スタイル: 日本、マレーシア(イポー、KL)、インドネシア(バリ島)を年に3~4回往復する「渡り鳥生活」を謳歌。イポーではゴルフリゾート「メルバレー」に滞在し、ゴルフ三昧の日々。バリ島ではサーフィンやシュノーケリングなどビーチアクティビティを楽しんでいます。
- 家計簿(1ヶ月平均): 20万円~25万円(航空券・滞在費込)
- 家賃(イポー): RM4,500 ~ RM5,400(ゴルフプレー費込)
- 家賃(KL&バリ): 6万円 ~ 8万円
- 食費: 4万円 ~ 6万円
- レジャー費: 場所により変動(イポー1~2万円、KL&バリ5~10万円)
事例4:中元さんご一家(ペナンでの親子留学)
- プロフィール: 中元さんご家族(50歳台、10歳台)。息子さんの教育のためペナンへ移住。
- 生活スタイル: 息子さんはペナンのインターナショナル校「アップランズ」に通学。スポーツ(ティーボール)や作文コンクールで活躍するなど文武両道に成長。お母様は、息子さんが「中途半端な日本人」にならないよう、日本の教科書で国語と算数を教えています。お父様は自営業で日本とマレーシアを行き来しています。「自分で動いて解決する」「日本人としての誇りを忘れない」が一家のモットー。
厳しい現実・・なぜ日本人はマレーシアから減少しているのか?
マレーシアに住む日本人は、2020年から2024年のわずか4年間で約1万人減少しました。 「住みたい国ナンバーワン」と高い評価を受け続ける一方で、実際の在留者数が大きく減っている点は注目すべきギャップです。
在留日本人数の推移
外務省の統計によると、2014年に約2万2000人だった在留日本人は、その後順調に増加し、 2020年には約3万1000人とピークを迎えました。 当時のマレーシアは物価の安さ、治安の良さ、安定した気候を背景に、駐在員だけでなく リタイアメント層や家族移住先としても人気を集めていました。
減少の主な要因
転機となったのは2020年以降の新型コロナウイルスの影響です。 国境閉鎖や厳格な行動制限により、多くの企業が駐在員を帰国させ、在留日本人数は急減しました。 さらに2021年には「MM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)」制度が改定され、 必要な収入や預金額が大幅に引き上げられたことで、特にリタイアメント層への影響が大きくなりました。
ネガティブだけではない変化
一方で、この減少は必ずしもマイナス面だけではありません。 コロナ禍を経てリモートワークやオンライン会議が定着し、 少人数の駐在でも現地事業を維持できる体制が整いました。 そのため、人数は減っても日系企業のプレゼンス自体は保たれています。
教育移住という新たな流れ
近年は親子留学や大学進学を目的とした日本人留学生が増加しています。 マレーシアは安全性が高く、英語教育を比較的低コストで受けられる点から、 シンガポールや欧米に代わる選択肢として注目されています。 クアラルンプール郊外やペナンを中心にインターナショナルスクールの開校も進み、 教育移住を後押ししています。
こちらの動画でもマレーシア移住の現状を詳しく説明しています。
マレーシア移住のヒント:実践的情報
事前準備と心構え
- お試し短期滞在: まずは1週間程度の下見旅行から始め、次に数ヶ月の短期滞在を経験し、長期滞在を決めるという段階的なアプローチが安心です。
- MM2Hビザ: 90日以上の連続滞在や、マレーシアでの銀行口座開設、自動車購入時の免税措置などのメリットがあります。将来のために退職前に取得する人も多いです。
- インターネット&スマホ: パソコンとSIMフリーのスマートフォンがあれば、情報収集や日本の家族との連絡が容易になります。
- 心構え: 海外では物事が計画通りに進まないことも多々あります。「これぞ海外!」と楽しめる心の余裕が大切です。また、日本人コミュニティでは助け合いの精神を忘れずに。
健康と医療
HSCジャパンクリニックの井上聡先生によると、以下の点が重要です。
- 医療機関: 私立病院はサービスが良いが高額。国立病院は安価ですが時間がかかります。KLには日本語対応可能な病院やクリニックが複数あります。
- 医療保険: クレジットカード付帯の海外旅行保険(通常3ヶ月有効)や、長期の海外旅行保険があります。ただし、これらは持病や歯科、産科をカバーしないことが多いです。日本の住民票を残し、国民健康保険を継続すれば、海外での医療費の還付請求が可能です。
- 持病の薬: 日本のかかりつけ医に英文の紹介状を書いてもらえば、現地で同様の薬を処方してもらえます。ジェネリック薬を利用すれば費用を抑えることも可能です。
- 健康診断: 長期滞在の場合は、現地にかかりつけ医を見つけ、そこで健康診断を受けることが推奨されます。
ペットとの渡航
犬や猫をマレーシアに連れて行くことは可能ですが、手続きには2~3ヶ月を要します。
- 日本側での準備: 混合ワクチン接種、狂犬病予防接種、マイクロチップ挿入、健康診断書などが必要です。
- マレーシア側での準備: マレーシア農業省獣医庁(DVS)発行の輸入許可書が必要で、申請は認定代理店を通じて行います。
- 注意点: 宗教上の理由から、公共の場に犬を連れて行くことは避けるべきです。ペット飼育が可能な住居は限られています。
住まい(短期・長期)
- 短期向け: ホテルやサービスアパートメントが便利。サービスアパートメントはキッチンやランドリー設備があり、生活拠点として適しています。
- 長期向け: コンドミニアム(日本のマンションに相当)が一般的。家具付きと家具なしがあり、プールやジムなどの共用施設が充実しています。契約は最低1年がほとんどです。
食生活(自炊・外食)
- 自炊: 日系スーパーや一部のローカルスーパーで日本食材が手に入ります。炊飯器などの調理家電も現地で購入可能です。
- 外食: フードコートなら1食RM10程度から楽しめます。マレー、中華、インド料理など、多様な国の料理を手頃な価格で味わえます。
- アルコール: マレー系のレストランでは提供されないことが多く、中華系のフードコートやヨーロッパスタイルのパブ、和食店などで楽しめます。
友達作りとコミュニティ
- 日本人会: 各地にある日本人会は情報収集や交流の拠点となります。
- オンラインコミュニティ: マレーシア掲示板など、渡航前から現地の日本人と交流できるSNSがあります。
- サークル&習いごと: 日本人会や地域のカルチャーセンターで趣味の活動に参加することで、マレーシア人の友達を作る機会も広がります。
マレーシアで挑戦したい10のアクティビティ
- ゴルフ: 全土に約200のゴルフ場があり、安価にプレーを楽しめます。
- 語学: 英語、マレー語、中国語などを学ぶ。
- 異文化体験: 各民族の年中行事に参加したり、民族衣装をあつらえる。
- 芸術鑑賞: マレーシアンフィルハーモニックオーケストラのコンサートなどを楽しむ。
- 山登り: タマンネガラ国立公園でのトレッキングや、世界遺産キナバル山登山に挑戦。
- マリンスポーツ: レダン島やサバ州の島々でシュノーケリングやダイビング。
- 近隣国旅行: 格安航空会社を利用して東南アジア諸国を巡る。
- エクササイズ: ヨガ、ピラティス、ズンバなどでリフレッシュ。
- スパ&マッサージ: 5つ星ホテルのスパや伝統的なマッサージを体験。
- 料理: ローカル料理のクッキングクラスに参加する。
就労に関する注意点
MM2Hビザでの就労は原則として認められていません。収入を得るには、雇用ビザ(Employment Pass)などの就労ビザが必要です。就労ビザは雇用主が申請するため、まずは仕事探しから始めることになります。日系の人材紹介会社がサポートを提供しています。
生活Q&A:疑問を解決
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 治安は良いですか? | 比較的良好ですが、ひったくり等に備え、バッグは斜めがけにする、貴重品を見せないなどの基本的な注意は必要です。 |
| 車は必要ですか? | KLでは公共交通機関がある程度発達していますが、車があれば行動範囲が広がります。地方都市では車は必須です。日本の免許証からマレーシアの免許証への書き換えも可能です。 |
| 飲み水はどうしていますか? | 水道水は直接飲用せず、浄水器を通すか、飲料水を購入するのが一般的です。飲料水の宅配サービスも便利です。 |
| 銀行口座やクレジットカードは? | MM2Hビザがあれば現地で銀行口座を開設できます。デビットカードやクレジットカードも作成可能です。日系のイオンクレジットは日本語サポートがあります。 |
| 日本語の情報はありますか? | 日本経済新聞国際版の購読や、紀伊國屋書店での書籍購入が可能です。日本語のフリーペーパーも複 |





