Russell Bedford LC & Company
Russell Bedford LC & Company 澤柳 匠さん会計事務所と聞くと、保守的で堅苦しく、小難しい会社をイメージするかもしれません。 |
日系企業担当者である澤柳氏。ご自身の現在の職務と経歴を伺えますか?
ラッセルベッドフォードマレーシア会計事務所(以下「RBM」)の日系企業サービスグループのディレクターを務めています。早稲田大学を卒業後、海外にて英国勅許公認会計士(ACCA)を取得、そして現在はマレーシア会計士協会(MIA)の正会員としても登録をしています。マレーシアに来る前はカンボジアを拠点として活動をしていました。日系コンサルティング会社に勤めていた時に初めてカンボジアに駐在し、会社設立から税務申告代行、会計アドバイザリー・レビューといった専門サービスを現地の日系企業へ提供していました。
その会社を退職した後、自分で会社を立ち上げて会計に特化したコンサルティングサービスの提供を東南アジア各国で開始しました。その一方で、カンボジア現地にある監査法人の取締役も兼任し、会計監査に関する日系企業へのサポートも行っていました。 約8年間ほどカンボジアを拠点とし、マレーシア、フィリピン、タイなどの東南アジア各国で100社を超える日系企業へのコンサルティングに従事した後、2020年5月1日よりRBMに入社することとなりました。
RBMへの入社を決めた理由は何ですか?
海外展開している日本企業が抱えているお困りごとを会計を通して解決する、これを私の人生における使命としてきました。そしてより多くのお困りごとを解決するために、自らの成長の機会も常に模索していました。そのような中で、マレーシアで私と全く同じ志を持つRBM並びに2007年から設置されたRBMの日系企業サービスグループ部門を知りました。RBMはマレーシアで比較的古くから日系企業へのサポートを行っている会計事務所であり、上場企業や多国籍企業へのサポートを含む多数の素晴らしい実績を有します。RBMのお客様には、マレーシア法人を本社としてタイ、インドネシア、ベトナム、中国など複数拠点に子会社を持つお客様も多くいらっしゃり、私がこれまで得た東南アジアでの経験や国際会計基準等の知識、英国会計士資格をより有効活用できる環境がここRBMにはあると感じました。そしてそれは前述の通り私の使命として行うべき仕事でもあり、自らの成長も促すことができるチャンスだと思い入社を決めました。
RBMのサービス内容やクライアントへどのようなサポートをしているのか教えて下さい。
RBMは、コワーキングオフィスの提供を含むビジネス実務で必要な専門サービスをワンストップで提供しています。ここでは少し具体的にお話させて頂きます。まず小規模な形態で事業運営を行っている個人事業、駐在員事務所、支店、営業所では現地に人事部がない場合がほとんどであり、そのようなお客様へは給与計算・支払代行サービスを提供させて頂くことができます。さらに、小規模から中規模で事業運営を行っているお客様へは、監査、会計、税務、労務といった広範囲な専門サービスの提供に加え、RBMをお客様の事業パートナーとして位置づけ強固な信頼関係を築くことを大事にしています。顧客中心主義に基づくRBMの業務運営方針により、お客様のご要望に迅速かつ効率的にお応えすることができます。このようなお客様の利益を追求徹底してする姿勢こそ、RBMが長年に渡りお客様からご支持頂いている理由でもあります。
上場企業や大規模な多国籍企業の子会社といった大企業のお客様へは上記のようなサービスに加え、様々な会計基準、マレーシアや国際税法などの複合的かつ高度な専門知識を活用したサポートをお客様のご要望に合わせて提供しています。
RBMが日系企業から信頼される理由について詳しく教えてください。また、他会計事務所との違いについても教えてください。
RBMはこれまで10年以上に渡り日系企業へ専門サービスを提供してきました。現在のRBMの売上の60%以上が日系企業向けとなっています。このような長年に渡るサポート実績と経験がRBMの強みとなり、日系企業の幅広いご要望にお応えできるマレーシア国内でも数少ない会計事務所として成長することができました。前述したRBMの顧客中心主義に加え、お客様のご要望を正確にヒアリングし正確にお応えできるよう、経験豊富な日本人の有資格者も複数名常駐させています。さらに、RBMは日本人の仕事のやり方を個々のスタッフレベルで理解していますので、お客様が言葉にしないご要望、さらにはお客様自身気づいていないご要望にも応えられる会計事務所でもあります。ラッセルベッドフォードはロンドンで開催されたInternational Accounting Bulletin Awards 2019で「Network of the Year」を受賞し、国際会計ネットワークランキングでトップ20位内にランクインしているようですね。ラッセルベッドフォードが世界的にも活躍している要因について見解を頂けますか?
International Accounting Bulletin’s World(*世界的会計業界専門誌)の調査結果によると、ラッセルベッドフォードグループは他の国際会計ネットワークと比べて地域ごとに見た成長率がどこも高い水準を維持しており、特にアジア太平洋地域ではラッセルベッドフォードが1番高い成長率を記録しています。さらに、ラッセルベッドフォードグループ傘下の会計事務所数の増加率は、国際会計ネットワークの中で2番目に多い増加率となっています。グループ全体の売上成長率という点でも、業界平均が4%であるのに対しラッセルベッドフォードグループは5%と比較的高い成長率となっており、この数字も国際会計ネットワークの中では9番目に高い数字となります。
このように、ラッセルベッドフォードグループは「成長」にコミットした会計事務所の集まりであり、お客様に高品質で包括的なサービスを世界中でご利用頂けるよう、強固な会計ネットワークの構築に長年力を注いできたことは他の会計事務所よりも大きく異なる点でしょう。
2020年9月のラッセルベッドフォードインターナショナルの発表によりますと、札幌と東京にオフィスを構える監査法人ハイビスカス (以下「ハイビスカス」)がラッセルベッドフォードグループに参加したようですね。このハイビスカスについても少し教えてください。
ハイビスカスは、多数の上場企業監査の実績を有する日本の監査法人であり、日本公認不正検査士協会の正会員でもあります。日本には「信成国際税理士法人」という事務所が既にラッセルベッドフォードグループに参加しており、会計、税務、コンサルティングといったサービスを国内外のお客様へ提供していましたが、今回ハイビスカスが新たに当グループへ参加したことで日本でのラッセルベッドフォードによるサポートがより一層充実することとなりました。これを機に、監査法人ハイビスカス、そして信成国際税理士法人と共に、マレーシアのお客様により多くの付加価値を提供していければと思います。会社名
Russell Bedford LC & Company (ラッセルベッドフォード)
所在地
Suite 37, Level 21, Mercu 3, No.3, Jalan Bangsar, KL Eco City 59200 Kuala Lumpur Malaysia.
設立年
2004年2月
代表者
澤柳 匠
連絡先
TEL : 603 2202 6666
日本人直通電話 : 6011 2325 5167
Fax: 603 2202 6699
Email: mail@russellbedford.com.my
日本人直通電話 : 6011 2325 5167
Fax: 603 2202 6699
Email: mail@russellbedford.com.my
事業内容
監査・保証業務
税務
ビジネスサービス
Plus Space コワーキングオフィス
このたび、ラッセルベッドフォードマレーシアよりPlus Space というコワーキングオフィスサービスをご提供する運びとなりました。
全ての専門サービスを一つの場所でワンストップで提供することが可能となり、これまで会計事務所の課題であった場所と時間の制約を無くすことができました。
お客様がより快適に働けるよう、交通の便のよいクアラルンプール中心部にオフィスを構えております。
目的や人数、期間に柔軟に対応して企業の新しい働き方をサポートする新たなサービスオフィス、それがPlus Spaceです。
- 法定監査
- 任意監査・レビュー
- 合意された手続き(AUP)
- 財務会計アドバイザリー
- 株式上場支援
- 財務デューデリジェンス
- 企業価値評価
税務
- 法人所得税申告代行およびアドバイザリー
- 個人所得税申告代行およびアドバイザリー
- 移転価格文書作成代行
- 税務調査対応
- 間接税申告代行
ビジネスサービス
- 決算業務支援・レビュー
- 親会社向け財務レポート作成
- 給与計算および支払代行
- ビザ取得代行
- 会社設立手続代行
- 会社秘書役
- 各種事業ライセンス取得代行
- 事業縮小・撤退アドバイザリー
- 暫定清算
- 任意清算(債権者または株主による)
Plus Space コワーキングオフィス
このたび、ラッセルベッドフォードマレーシアよりPlus Space というコワーキングオフィスサービスをご提供する運びとなりました。
全ての専門サービスを一つの場所でワンストップで提供することが可能となり、これまで会計事務所の課題であった場所と時間の制約を無くすことができました。
お客様がより快適に働けるよう、交通の便のよいクアラルンプール中心部にオフィスを構えております。
目的や人数、期間に柔軟に対応して企業の新しい働き方をサポートする新たなサービスオフィス、それがPlus Spaceです。