金属熱処理加工・金型表面処理

1996年6月、わが社はマレーシア初の日系熱処理専業会社として設立され ました。自動車、二輪車、産業機械などの部 品を熱処理受託加工しています。2017年10月、新たに金型の表面処理 受託加工を始めました。以下にブラックパールナイト（BPN）の特徴を紹介いたします。

①BPN技術はトヨタ自動車様との共同開発（特許登録2015年11月6日）

②低温処理（550℃以下）で変形・変寸が少ない（数ミクロン以内）

③金型寿命が従来の窒化処理と比べて2倍以上（ヒートチェック、溶損、焼付き防止）

④離型剤フリーまたは大幅低減で作業性改善（金型表面が滑らか）

⑤ダイカスト金型（アルミ、亜鉛、マグネシウム）、鋳造・鍛造・押出金型（アルミ、鉄）、プラスチック用金型や金型用部品（ラドルカップ、スリーブ、プランジャー、ピン）などに適用

⑥適用例
AS社ダイカスト金型：従来のコーティングおよび窒化をBPNに変更しコスト・ 作業性改善
BE社鍛造（鉄）金型：5,000→15,000 ショット、4,000→24,000ショット「大幅 なコスト低減」
MA社プラスチック用金型：寿命1か月 →4か月「安価なプラスチック素材に変更も可能」

⑦BPNはPVD、CVDなどのコーティングに比べて処理代が安い

わが社は熱処理を生業にマレーシアの産業発展に微力ながら貢献したいと思います。金型、部品へのBPN、窒化、浸炭、焼入れ、焼なまし処理を承ります。 　

短納期、品質管理改善に日々努め、顧客満足度アセアンNo.1を目指します。