マレーシアの食文化 日本産食品の売れ筋を紹介

マレーシアでは売れ筋の日本の食品とは?
マレーシアの食文化 売れ筋の特徴
マレーシアの日本食レストランやスーパーマーケットなどでは日本産の食品が多く流通しています。日本の味そのものが売れていることもありますし、マレーシア流にアレンジされて売れていることもあります。この記事を読むと、マレーシアへの輸出をする際に必須な、マレーシアでの人気の傾向が分かります。売れ筋となっている日本の食品の特徴をお伝えいたします。
マレーシアへ輸出を考える場合、規制など手続きを学ぶ他に、最終的に購入してもらうバイヤーを見つけることも重要なポイントです。バイヤーはどんな食品なら市場で売れるかを分かっているからです。
マレーシアのバイヤーがどんな商品なら日本から輸入してまで買いたいと思うのか、実際に日本食の居酒屋での写真やローカルのバイヤーへのインタビューも交えてご紹介します。
マレーシアの食文化の特徴① 辛い

出典:Shakariki432 Malaysiaのメニューより
日本の居酒屋もマレーシアには出店していますが、写真のメニューのように唐揚げやおでんもマレーシア人にむけてspicyなメニューにアレンジされています。
コンビニエンスストアのファミリーマートでは、スパイシーなトムヤムおでんが店内で売られています。イートインコーナーではスパイシーおでんを食べるマレーシア人の姿も見られます。

マレーシアの食文化の特徴② 甘い

甘いものが生活に浸透している文化と言えます。
マレーシアの食文化の特徴③ カラフル

スーパーマーケットの食品売り場にも、飲み物やアイスクリームなど色とりどりの商品が並んでいます。
日本の商品カルピスも、このように色々な味のバリエーションでカラフルに陳列されています。
マレーシアの食文化の特徴④パッケージが透明


バイヤーインタビュー:これからのマレーシア輸出で期待されること
マレーシアでバイヤー(食品卸業)を行っているSENRI Malaysia Sdn Bhd の代表Catherineさんに、これからのマレーシアでの食品市場についてインタビューしました。今後マレーシアでどんな日本食が売れると思いますか?
日本のコンビニにあって、マレーシアでまだ売られていないものは売れると思います。 調理をしなくて、すぐに開封して食べられるもの。またはレトルトやお湯を入れるだけなど簡単な調理で食べられるものですね。日本のコンビニは最近本当に進化していますよね。例えばサラダチキン、煮魚のレトルトなど加工食品もあります。マレーシアのコンビニではまだ見たことないですが、いかがでしょう?
売れると思います。ただ、どうやって食べるかをマレーシアの人に分かるように教育することが大切。例えば分かりやすく説明書きを沿えるなどの対応は必要でしょうね。今後日本産食品へ期待することは?
そのお店がどういうものを求めているか、ニーズと合うかは大切です。オーストラリアから輸入しているオイスターバーに、日本産の牡蠣を提案した業者がいたようですが、そこでは日本産の大きくて価格も高めのものではなく、小さなサイズを大量に求めていたのでニーズが合いませんでした。日本で売れているものとマレーシアで売れているものは、このように異なる事があります。
この記事が、これからマレーシアへ食品を輸出しようとする方の参考になれば幸いです。
本記事は日本からの食品輸出をサポートする、ASIA INFONET (M) SDN BHDの協力を得て作成しています。 主な業務内容
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