本レポートは、2022年におけるマレーシアの洪水被害額の統計です。本データは 2022年1月8日から2022年12月31日まで実施されたマレーシアの特別調査から取得している。

洪水被害額には、居住区、車両、事業所、および 産業用施設 農業被害、公共資産・インフラ被害については、データ 関連する政府機関のものを使用している。

マレーシアで発生した洪水の被害額

2022年、洪水による全体的な損失は6億2240万RM（2021年：61億RM）で、名目国内総生産に対して0.03％（2021年：0.40％）に相当する。
  居住区の損失は1億5740万RM（2021年：16億RM）、車両は1880万RM（2021年：98280万RM）、事業所は5030万RM（2021年：52580万RM）、農業は1億5450万RM（2021年：9060万RM）、製造は870万RM（2021年：891400）、公共資産・インフラは2327万 RM（2021： 20億RM）となっている。

 特に被害が大きかった州は以下の図の通りとなっている。

マレーシアの州ごとの被害額

州別の洪水影響評価 2022年に洪水の影響を受けた州は、昨年の12州に比べ、合計14州であった。
その州とは、以下の通り。ジョホール、ケダ、ケランタン、マラッカ、ネゲリ・センビラン、パハン、プラウ・ピナン、ペラク、ペルリス、セランゴール、トレンガヌ、サバ、サラワク、クアラルンプールとなっている。 トレンガヌ州は、2022年に2億1520万RM（2021年：0.4億RM）の洪水被害額を記録し、最も高額となった。次いで、ケランタン州が1億5310万RM（2021年：2200万RM）、パハン州が1億4400万RM（2021年：5億9320万RM）をそれぞれ記録した。

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