クアラルンプールのプラントベース食品市場の可能性は?
本記事の記載内容はクアラルンプール・クランバレー地域が対象であり、マレーシア全土の傾向と異なることがあることをご承知おき下さいませ。
植物性原料のプラントベースミートには何がある?
PC Studio Cafeでは、このうちBEYOND MEATを使用したバーガーなどを発売しています。 マレーシア産プラントベースミートとして、Phuture meat があります。
PC Studio Cafeでは、Beyond Meat, Plant Powered, OmniMeat, Phuture meat などを発売しています。また、クッキングスタジオも併設しております。
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※100%プラントベースではなく一部の取扱製品がプラントベースとなります。
その他のプラントベース製品の取り扱い
プラントベース製品愛用者の特徴
ターゲット顧客は栄養や健康の知識習得に熱心であり、ヘルシー思考、エコ思考、サスティナブル思考です。時にデリバリー時にフォークなどのカトラリーは不要、などとわざわざリクエストがあることもあるそうです。
デリバリー費を気にかけない顧客から、時には日本円で800円以上のデリバリー費をかけて25km以上離れた都市から、注文が入ることもあります。
(近隣地域へのオーダーのデリバリー費用の多くは150円から300円の間)
動物性素材をどこまで使用する?日本企業が知りたい留意点
よく比較される市場として、五葷(ごくん)(ネギ・ニンニク・ニラ・ラッキョウ・アサツキ(ワケギ))を使用しない中華系仏教徒向け製品を扱う市場も存在します。価格帯はプラントベース製品と比べて安価です。
プラントベース製品愛用者は卵、乳製品、はちみつなど動物性の素材を食べない代わりに、五葷が含まれる食材を食べることもあります。
仏教徒向けの製品には、五葷は含まれていない代わりに、卵、乳製品、はちみつなど動物性の素材が使用されていることがあります。
日系企業がマレーシアの食品業者と商談をする際は、安易に「ベジタリアン」などの言葉を使用すると混乱を招くことがあり、注意したいポイントです。
これからクアラルンプール、クランバレー地域へ進出を検討する場合、
・卵、ミルク、はちみつなどの肉以外の動物性素材が含まれていない製品
・五葷抜きの製品
この条件を満たす製品を開発すると、2つのマーケットを狙うことができるでしょう。
終わりに
マレーシアへ拠点を持たずに海外進出を実現。Asiainfonetでは日本産食品の商流を構築するお手伝いを行っております。
日本産食品を通してマレーシア進出をご検討の際はぜひお問合せ下さいませ。
本記事がマレーシア食品市場へご関心をお寄せの方の参考になれば幸いです。
本記事は日本からの食品輸出をサポートする、ASIA INFONET (M) SDN BHDの協力を得て作成しています。 主な業務内容
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