マレーシアのワクチン接種状況まとめ
2021/05/06
マレーシアの新型コロナウイルスのワクチン接種状況について
マレーシア政府は、国民の8割に当たる2,650万人へのワクチン接種を2022年2月までに完了させることを目指している。接種スケジュールは3段階に分かれており、外国人については原則として、2021年5月から2021年2月に18歳以上の成人を対象に実施される第3段階での接種となる。マレーシアの国家ワクチン接種計画。ワクチン接種は3段階
第1段階・2021年2月から2021年4月にかけて実施。対象は、政府・民間医療従事者や必要不可欠なサービス及び防衛サービスを行うフロントライナー。対象人数は50万人。
第2段階
・4月19日から第2期が開始された。対象は、残りの医療従事者や基本的なサービスを行う者、65歳以上の高齢者、ハイリスク群(心臓病、肥満、糖尿病、高血圧などの慢性疾患を有する者)及び障害者(OKUカードを有する者)。対象人数は940万人。
第3段階
・2021年5月から2022年2月にかけて実施。対象は、18歳以上の居住者(マレーシア人及び外国人)。対象人数は1,370万人以上。 CMCOは州全体で終了。だだしKinta地域、Kampar地域のTeja地区、Hilir Perak地域の Changkat Jong Daerah地区ではCMCOを12月20日まで継続。また、イポーの一部で施行されていたEMCOは予定通り終了。
マレーシアでは4月13日から始まるイスラム教徒の断食月(ラマダン、今年は5月12日まで)期間中も、新型コロナウイルスワクチンの接種を継続する方針となっている。
マレーシアが確保しているワクチン
確保済みのワクチンは以下のとおりで、6,670回分(人口109.65%相当)を確保済み。なおCanSinoは1回接種、それ以外は2回接種が必要。- ファイザー(米):3,200万回分(人口50%相当)
- アストラゼネカ(英):1,280万回分(人口20%相当)
- Sinovac(中):1,200万回分(人口18.75%相当)
- CanSino(中):350万回分(人口10.9%相当)
- ガマレヤ研究所(露):640万回分(人口10%相当)
アストラゼネカ(AZ)製ワクチンの接種について
4月28日、カイリー・ジャマルディン科学技術・イノベーション大臣は、マレーシア在住の18歳以上の希望者に対し、アストラゼネカ社ワクチンの接種を進めていく方針を発表。この対象者にはマレーシア在住の外国人も含まれ、予約サイトに登録した先着順で接種される。なお、ワクチンは無償で、接種間隔は12週間(84日間)今回、予約を受け付けたアストラゼネカ社ワクチンは5月2日正午から受け付けを開始し、約3時間半で約26万回分の予約枠が全て埋まった。5月5日から首都圏の4カ所に設けられた接種会場で接種が開始されている。
ワクチン接種の登録について
接種を希望する場合は、接触者追跡アプリ「MySejahtera」または専用ウェブサイト外部サイトにてオンライン登録、または電話や特定の病院で登録を行う。マレーシアのワクチン接種状況
5月4日時点で、マレーシアの接種対象者の2.8%(約96万人)が第1回目の接種を完了、1.28%(61万人)が2回目の接種を完了している。最新の接種状況はこちらから。新型コロナウイルスの感染・疑いがある旨診断された場合の連絡先
(連絡先) 在マレーシア日本国大使館住所:11, Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala Lumpur, Malaysia
電話:(03)2177-2600
代表) ホームページ:https://www.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
(連絡先)在コタキナバル領事事務所 住所:No.18, Jaran Aru, Tanjung Aru,
88100 Kota Kinabalu, Sabah, Malaysia 電話:(088)254-169
ホームページ:http://www.kotakinabalu.my.emb-japan.go.jp/ja/index_j.html