ウェビナーで頂いた質問へのご回答
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セミナーの最後の質疑応答で多数のご質問を頂きましたので、Q&A形式で回答をご紹介いたします。特に、コロナ禍の中での小売店の状況に注目が集まっていました。
Q:コロナ禍でも外食レストランは通常通り営業されていますか?またマレーシアは外食文化の国と思いますが、コロナ禍で家庭で料理することが多くなりましたか?
A:2021年1月現在は外出制限令が出ており、レストランは持ち帰りのみでの営業となります。制限令中は自炊をする機会が増え、日本産のカレーなど、家庭で調理が簡単にできる食品の需要が伸びています。Q:コロナ禍でのKLのスーパーマーケット、Jaya Grocerさん等の集客の現状をお伝え願えれば幸いです。
A:Jaya Grocer などのハイエンド系スーパーはコロナ禍でも通常以上に盛況です。Q:コンテナの価格が高騰していますが、現地の輸入品の価格が上がていますか?
A:現段階ではまだ輸送料の値上げが価格に反映されている状況にはなっていません。Q:日本系スーパーでの商品の売り上げの状況や人気の商品などローカルスーパーと比較して特徴的な点があればご教示お願いします。
A:日系スーパーとローカルスーパーの違いは、日本産商品の圧倒的な種類と量です。意図的に日本産食品を買いたい人たちは、日系スーパーへ行きます。Q:鮮魚等を販売するにはライセンスが必要ですか?。
A:ライセンスを持つ輸入業者に委託する必要があります。Q:ノルウェーサーモンが圧倒的な人気度ですがその他のサーモンは何が人気ありますか?私は信州サーモンを扱ってます。
A:マレーシア人にはサーモンは大変人気です。高級寿司店などにアプローチが可能です。Q:有機食品に対する関心や市場規模などはどのくらいあるか把握されていればお教えください。
A:健康志向が高い中華系の富裕層はターゲットになります。Q:日本の都道府県で、北海道が認知度が高いとありましたが、 その次に認知度がある県はやはり京都や沖縄でしょうか?
A:東京・大阪がメジャーです。マレーシアは南国なので岐阜県の白川郷など雪が降る寒い場所も人気です。まとめ
● マレーシアでは外出制限令のため、レストランでの飲食に制限があり、家で調理する機会が増えている。● 旅行や外出の制限があることから、食品にお金をかける傾向が続いており、スーパーマーケットなどは通常以上に盛況である。
本記事が、マレーシアへ食品輸出を検討する方のお役に立てば幸いです。
本記事は日本からの食品輸出をサポートする、ASIA INFONET (M) SDN BHDの協力を得て作成しています。 主な業務内容
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